2016/04/30

【お知らせ】この記事は、タイフェスティバル終了の5月15日(日)まで、可能なかぎり新しい情報を追記していきます。
タイフェスティバル2016(東京)が、あと2日に迫りました。
今年は、2015年5月14日(土)・5月15日(日)の2日間、代々木公園のイベント会場で行われます。
入場無料・雨天決行です。
今年はパパが時間的に余裕がないため、昨年書いた記事を元に編集して今年版の記事とします。
タイフェスティバルに来てます。 #タイフェス Thai Festival 2015.
Contents
情報を集める
タイフェスティバル会場の代々木公園イベント会場は、山手線原宿駅表参道口から600mほど歩いたところにあります。
代々木公園の中央を貫く道路を西へ歩き、国立競技場を左に見て、もう少し歩いたところに入り口があります。
下記のGoogleマップで、「代々木公園野外ステージ」とあるあたりが会場です。
Google マップ
タイフェスティバルを楽しむには、事前に十分な情報を得ておくことが大切です。
まず公式サイトです。
出店者リストもあります。www.thaifestival.net
今年はちょっと力が入っていないのかなと心配になったのは、まだ公式サイトで出店リストがないことです。
出店リストを含むパンフレットの画像はあるのですが、画像が粗くて見れません。
■食べる場所の確保
タイフェスには、毎年2日間で30~40万人ぐらいが訪れますが、今年はどうでしょうか。
ちょっとタイ料理でも食べに行ってみようという気軽な気持ちで行くと、不快な思いをして終わってしまう可能性が高くなります。
事前に十分な情報を得てから行くようにしてください。
なぜ「不快な思い」?
会場は足の踏み場もないくらいに混雑して、特にお昼時には、数十メートル進むにも数分かかったりすることもあります。
また、せっかくタイ料理を買っても、座ってゆっくり食べる椅子とテーブルが、絶対的に足りません。
お昼頃に会場へ行っても、場所の確保はとてもむずかしいです。
ではどうすればよいかというと、開場時間の10:00に行って、代々木公園との間を通る道路に面した芝生の「ピクニックスペース」にレジャーシートを敷いて、陣取ることです。
本来通路であるところにシートを敷くというルール違反をして食べている人たちがいますが、ただでさえ狭い通路がさらに歩きづらくなり、ヒンシュクを買っています。
食べる場所が少ないというのは、タイフェスティバル最大の欠点で、なんとか改善してもらいたいものです。
遅く行って、ピクニックスペースがいっぱいになっていたら、ブースの裏の方にあるスペースにレジャーシートを敷いても良いでしょう。
■何を食べるか~代表的な料理
もう一つ、タイフェスでの問題点は、何を食べていいのか決めるのが難しいことです。
あまりにも色んな料理がたくさんあるからです。
ということで、まずは代表的なタイ料理を紹介しましょう。
以下に、代表的なタイ料理をお薦め順に書いてみます。
これらの料理は、出品するブースも多く、競争が激しいでしょう。
※どこのブースでどういう料理を販売しているという情報は、主に昨年までのもので、今年も必ずあるとは限りませんので、ご注意を。
◎パッタイ
センヤイという幅広の米粉麺を使った焼きそば。タイの国民食。まったく辛くないです。
パッタイ(Pad Thai)を直訳すると「タイ炒め」で、名前にあまり意味は無いですが、国民的な料理だということですね。
もやし、生エビ、干しエビ、鶏肉、パクチー、レモングラスなどを入れます。
タイフェスでは非常に多くのブースが出店していて、競争が激しいです。
以前に家で作った写真を載せておきます。
【今日の食卓】パッタイ。レモングラス代わりに小ねぎを添えた。業務スーパーのペーストは普通と違いピリ辛で美味。Pad Thai with paste of Gyomu Super.
◎カオマンガイ
鶏スープで炊いたご飯に、茹でた鶏肉を添えて、特製ソースをかけたもの。
とてもシンプルですが、奥深い味でやみつきになります。
中国の最南端・海南島の海南鶏飯が東南アジアに伝わったものだそうです。
下記の写真は、2013年に「アロイチンチン+旅人食堂」ブースで食べたカオマンガイです。
アロイチンチン+旅人食堂で、私はカオソーイ、サルちゃんはカオマンガイ(鳥ご飯)とガイヤーン(焼鳥)。どれも美味で当たり!
◎グリーンカレー(ゲァン・キョオワン)
いちばんポピュラーなタイ料理の一つですが、辛くて食べられない人もいるかも。
辛いのが苦手な人は、どのくらい辛いか聞いてから買いましょう。
◎ガイヤーン
タイの焼き鳥。
元々イサーン地方の料理です。
私は毎年必ず食べます。
タイ人が好むようにカリカリに焼いていて美味しいです。
「ルンルアン」という店のがクリスピーで美味しく、大好き。
カオニャオ(餅米のおこわ)と一緒に食べます。
昨年は「クルンサイアム」のブースで初めて買って、おいしかったです。
下記の写真は、その時のものです。
◎クィッティァオ・ナーム(米粉麺の汁そば)
ベトナムのフォーと同じく米粉麺(クィッティァオ)を茹でたスープ麺です。
これを嫌いなタイ人はあまりいないでしょう。
パッタイと同様に、タイ人にとって欠かせない日常食です。
タイの食堂では、テーブルに4つの調味料(唐辛子粉、ナムプラー、砂糖、マナオ(ライム)+生唐辛子)が置かれていて、「自分の味」を作って食べます。
なので最初は薄味で、そのままではあまり美味しくないですよ。
◎パッシーユ
パッタイに似た焼きそばだけど、濃く甘いタイの醤油で味付けしています。
下記の写真は以前に家でつくったものです。
[https://instagram.com/p/u73pUzo2kT/:title=【今日の食卓】パッシーユ、シーユ(黒醤油の )味の焼きそば。本来はセンヤイという幅広い米麺を使うが、きしめんを使ったインチキ(笑)でも美味しい。
Pad siyu with Japanese noodle.]
◎トムヤムクン
最も人気があるタイ料理ですが、タイフェスでは出品が少ないです。クン(エビ)の原価が高いというのもあるでしょうが、あまり期待できません。
■マニアック(?)な料理
次に、ローカルフードだったり最近できた料理だったりで、あまり代表的なタイ料理とは言えないけれど、美味しい料理を紹介します。
こういう普段はあまり食べる機会がない料理こそ、タイフェスティバルで食べてみる価値があるかもしれませんね。
◎カオソーイ
うちのパパが「いちばん好きなタイ料理」と言っています。
チェンマイなど北部のローカルフードで、ココナッツミルクをたっぷり使った濃厚なカレースープに中華麺を入れ、その上にもトッピングとして太い卵揚げ麺を乗せるという、超変わった料理です。
元々はビルマあたりの料理で、それがラオスやタイ北部に伝わったようです。
これをやっている日本のタイ料理店は限られているので、食べてみると良いでしょう。
パパが自分のブログで、カオソーイへの熱い(暑い?)想いを語っています。
◎マッサマンカレー(ゲァン・マッサマン)
CNNの「世界で一番美味しい料理」でNo.1に選ばれて日本でも話題になって、日本のいろんな食品メーカーからレトルトやカレー麺が出ています。
まったく辛くなく、誰にでもお薦めです。
あま酸っぱさは、タマリンドという果物を使っているためです。
タイフェスではないですが、以前に私が家で作ったマッサマンの写真です。↓
【今日の食卓】ゲァン・マッサマン(マッサマンカレー)。いつもより酸味が強めだと思ったら、タイから持ってきたタマリンドを加えたと。赤々としているが唐辛子ではないので全然辛くない。
◎パッポンカレー
プー・パッポンカレーは、バンコクのある食堂のオリジナル料理が広まったものです。
カニ(プー)をカレー粉で炒めたもので、タイフェスではカニの原価の高さから、やっている店はごく一部です。
下記の写真は、2012年に食べた「スクンビット57」ブースのもの。カニが少ないのは500円では仕方ないでしょう。
◎ホイトー
ムール貝を使ったお好み焼き。
私は大好き。
例年どおりならば、「イーサン食堂」がメイン料理として作っています。
◎イサーン地方のソーセージ(サイコック・イサーン)
タイ人がみんな大好きなイーサーン地方のソーセージ。
豚肉だけでなく、ご飯や春雨なども入れます。
酸味があって、日本人には抵抗があるかも。
■デザートやお菓子など
タイには色んな種類のデザート類がありますが、タイフェスで食べられるのは限られています。
残念ですが、材料のフルーツとかが日本では高くついてしまうせいもあるかもしれません。
◎カオニャオ・マムアン
餅米をココナッツミルクで甘く煮たものに、カオニャオ(マンゴー)を添えたタイの定番デザート。
私はタイのマンゴーが手に入った時に、よくおやつに作ります。
下記の写真は、2012年にゲウチャイで500円で買ったもの。美味しいけれど、カオニャオが少なめで不満でした。
◎ドゥリアンアイス
トゥリアン(ドゥリアン)が好きな人は、ぜひこれを食べてみて!
ピューレみたいなのではなくて、果肉入りのカップアイスクリームのようです。
うちでは夫婦揃って大好きです。
日本ではタイフェスでしか、なかなか食べられません。
昨年は300円で、2個買うと500円。
トゥリアンの果肉そのものといった趣の味です。
マンゴーやライチもあります。
マンゴーはピューレ使用で、イマイチでしたが。
トゥリアンアイスとマンゴーアイス。1個300円2個500円。マンゴーはピューレ使用でイマイチ。やっぱりドゥリアン最高。
蛇足ですが、本物のトゥリアンを買った時に、バニラアイスクリームとと半々に混ぜて食べてみてください。
うちのパパが試しにやってみたら、すごく美味しいです。
両方ともクリーミーな食感なので、違和感がないです。
◎クルアイトート(揚げバナナ)
衣を付けて揚げたバナナです。
普通日本で売られているバナナと違って、クルアイナムワーという小さなバナナを使います。
タイのポピュラーなおやつで、パパによるとインドネシアでも同じものがあるそうです。
◎パートンコー
パートンコー(Pa tong ko)という揚げパンが好きです。
コンデンスミルクをかけて食べます。
中国語で油条と呼ばれる粥に入れて食べる揚げパンがあるけれど、これとちょっと違いいます。
美味しいけれど、500円はちょっと高め?
◎ジュース類
ジュース専門のブースもありますが、スイカジュースは日本ではなかなかお目にかかれないので、飲んでみる価値はあるでしょうね。
◎ドライフルーツ専門店
全部タイ産かどうかわかりませんが、業者さんがいろんな種類のドライフルーツを出品します。
■注目の店
今年も出店するかどうかわかりませんが、いままで行った中で印象に残っている店を紹介します。
美味しいと書いている店でも、私が食べたことがない料理は美味しくないかもしれず、またシェフが変われば味も変ってしまうかもしれません。
◎クルンサイアム自由が丘店
吉祥寺にも店があります。
昨年はガイヤーン(焼き鳥)が美味しかったです。
ここのカオソーイを、Facebookで遠藤誠さん(タイフェスティバル博士)が絶賛しています。
2014年には、あれこれ迷って選ぶ暇はなかったけれど、パパがたまたまこの店のカオソーイを食べていました。
私が見て、この店のは美味しそうと見た目で判断して薦めました。
ココナッツミルクをケチらずたっぷり使っていて、美味しいです。
甘めの味付けだけど、本場チェンマイのは、もっと辛いのが多いです。
以前に吉祥寺の店に入って、パパがカオソーイを頼んで美味しいと思いました。
私が吉祥寺で食べたカオマンガイも、とても美味しかったです。
値段がちょっと高めだけど、私が知っている吉祥寺のタイ料理店ではいちばん美味しい店です。
◎ルンルアン
ここのガイヤーン(焼き鳥)がメッチャ美味しく、私はよく食べます。
◎チャオタイ
2012年には、トムヤムラーメンを出していました。
以前に渋谷店で食べましたが、おいしかったです。
パパはカオソーイを食べましたが、とても美味しかったです。
◎プリックタイ
カオソーイを出品しています。
高田馬場などに店があるようです。
美味しそうだったけれど、量が少なそうでパパはパスしました。
◎バンコクキッチン
銀座店のランチブッフェは平日1450円で、何を食べても美味しく、私のタイ友たちにも大人気です。
タイフェスでは食べたことがありませんが、味は期待できます。
■レストラン以外のブース
レストランブース以外で、果物やタイ食材などを販売しているブースを紹介します。
タイフェスではお祭り気分で食材が破格の安さで売られたりするので、日常的にタイ料理を作る私にとっては、買い物目的も大きいです。
◎フルーツ
「サイアム・プログレス」などで、いつも日本では入手がむずかしいタイ産のフルーツが販売されます。
マンゴスティン、ランブータンは貴重です。
ドラゴンフルーツやランブータンなどは、1皿単位で販売されます。
マンゴスティンは、昨年は店名を忘れたけれど下記の店が安かったです。
【今日の食卓】マンクゥット(マンゴスチン)。#タイフェス で8個800円。サルちゃんによると小さいのが甘く美味しいそうだ。甘酸っぱく龍矢も大好き。
トゥリアン(ドゥリアン)は、昨年のタイフェスでは大ぶりのが4500円位もして、あまりお得感がないです。
先日行われたイオンのタイフェアでは、3Kgもの大きいトゥリアンが3200円と、現在タイでも不作で高騰しているのを考えると、破格の安さでした。
マムアン(マンゴー)も、タイフェアではナムドクマイ種が270円くらいで、安かったです。タイフェスでは、昨年は1個400円ぐらいが覆う、今年も恐らく高いでしょう。
ナムドクマイ種が甘くて美味しく、うちではこれを選びます。
今年は、2016 年 2 月に日本政府から輸入が解禁されたばかりのグリーンマンゴーであるチョークアナンとキオウサウェイの 2 品種も販売される予定です。
マンクゥット(マンゴスティン)は、2015年に私が買った、1袋で5個入って900円のものが、甘酸っぱくておいしかったです。
タイで最も人気のホムトン種のバナナが売られていたら、おいしいので食べてみてください。
◎ココナッツ
「ピーケーサイアム」などで400円ぐらいでヤシの実を丸ごと販売しています。
穴を開けてもらって、ストローで飲みます。
そして内側の果肉を削いで食べます。
これを飲むと、タイが懐かしくなります。
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■その他の情報
ワイワイタイランドのブースでは、事前にLINEで登録すると、ガラポンくじを引けます。
LINEをやっている人は、スマホから下記へアクセスしてください。↓
タイフェス名物の『タイ式ガラポン』 | 遠藤誠 MAKOTO ENDO
今年のステージでは、かなりの有名どころの歌手たちを呼んでいるらしいです。
下記のYouTube動画は、2011年秋に特別に靖国神社の参道で行われた時のもので、ちょっと古いのと雰囲気が多少違いますが、ご参考までに(3本中の2本目です)。
タイフェスティバル2011 東京 #2/3 Thai Festival 2011 Tokyo
実は、本当に美味しいけれどタイフェスティバルには出店しないタイ料理店というのは、たくさんあります。
私がよく通っていて、タイ友主婦のたまり場みたいになっている国分寺のTARAもそうで、27万円という出店料がネックとなっているのではないかと思います。
何とか、もっと安くならないのでしょうか。
パパは、カオソーイはもちろん食べるけれど、いままでタイフェスで食べたことがなかった料理を食べたいと言っています。
私は、料理は自分で何でも作れるので、日本では高い果物やお菓子の方が食べたいものがたくさんあります。
土日とも天気は良さそうですね。私たちは、たぶん14日(土)に朝から行くことになるでしょう。
4歳の息子(龍矢)、2歳の娘(愛弥美)、日本人の主人を連れてベビーカーを引いている私を見かけたら、声をかけてくださいね。
タイ料理の作り方とか、日頃疑問に思っていることを聞いたりしても良いですよ。
では、みなさん、1年に一度のビッグイベントを楽しんでくださいね。
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