2016/04/30

久々のレシピです。
今日は、パッポンカリーの作り方を紹介します。
パッポンカレーは、シーフードなどと卵をカレー粉で炒めた料理です。
通常は蟹(プー)を使ったプー・パッポンカリーが有名ですが、その他に、イカやエビなどの海鮮を使ったタレー(シーフード)・パッポンカリーなどもあります。
今日は、イカ(パムック)を使ったパムック・パッポンカリーです。
プー・パッポンカリーは、殻付きの蟹をまるごと使うのですが、日本では高いのでなかなか作れません。
パッポンカリーは、比較的新しいタイ料理です。
バンコクのソンブーンというシーフードレストランが、以前からあった蟹のカレー粉炒めに卵を加えたものが次第に広まっていきました。
甘みが加わって、それほど辛くはないので、日本の中辛のカレーが食べられる人ならば大丈夫です。
小学生頃のお子さんでも食べられるでしょう。
【今日の食卓】パムック・パッポンカリー(イカとフワフワ卵のカレー粉炒め)。私が好きな三大タイ料理の一つ。本来はプー(蟹)だがイカなどの海鮮も合う。卵のフワフワ感が今までで一番成功したか。Pamuk Patpong Curry. Aroi.
今回は、日本での入手に敷居が高いタイハーブなどは使わず、日本で手に入る食材で作ることができます。
通常はタイで売られているパッポンカリー用のカレー粉を使うのですが、切らしていたので、日本のメーカーのカレー粉を使いました。
みなさんも、普通のスーパーなどで売られているカレー粉(固形のカレールーではない)を使ってみてください。
【材料】2人分
- カレー粉:大さじ1前後
- イカ:1ぱい
- 卵:3個
- 玉ねぎ:小1個
- ネギ:少々
- ニンジン:色付け用に適量
- にんにく:2個
- 砂糖:大さじ1
- ナムプリック・パオ(チリ・イン・オイル):油のみ小さじ1〜2
- オイスターソース(タイ):小さじ1前後
- ナムプラー:少々
- 炒め用油:適量
ナムプリック・パオは、唐辛子、干しエビ、玉ねぎ、ニンニクなどを油で炒めた辛い調味料で、トムヤムなどでも使われます。油分が分離していますが、この油のみを使います。
私はメーブラノムという、スイートチリソースで有名なブランドを使っていますが、Amazonでは売っていません。美人のおばさんの写真がトレードマークです。
パッポンカリーで味に深みを出すのに必須ですが、入手できなければ仕方ないので、唐辛子粉などを加えて、他の調味料を多めに入れるなど工夫してみてください。
お子さまも食べる場合は量を少なめに。
【準備】
- イカは一口大に切ります。
- 卵は器で溶いておきます。
- ネギとにんにくをみじん切りにします。
- 玉ねぎは薄切りにします。
- ニンジンは薄く切ります。
【手順】
- 強火にして熱くなったフライパンに油を敷き、にんにくを炒めます。
- 玉ねぎを加えて炒めます。
- ニンジンを加えて炒めます。
- にんにくの香りがしてきたら、イカを加えて炒めます。
- 砂糖、ナムプラー、オイスター、ナムプリック・パオを、味を見ながら順番に加えていきます。
- 弱火にして、カレー粉をふりかけながら混ざるまで炒めます。
- ネギを加えて傷めます。
- 最後に卵を入れて、あまり固くならないまで、かき混ぜて炒め、火を止めます。
パパの感想:
パッポンカリーは、時々作ってくれる。私が好きな三大タイ料理の一つだが、うちではプー(蟹)ではなく、シーフードやイカを使うことが多い。以前に、卵のフワフワ感が足りないので、卵をもっと使うように指摘しておいたが、今回は、その点で今までで一番成功したと思う。ふわっとした卵が美味しい。日本にはこれに似た料理はないだろう。
イカではなく、プー(蟹)、クン(海老)、ガイ(鶏肉)などを使いたい方は、イカと置き換えて読んでください。
炒め方などは、そう変わらないと思います。
直也(パパ、執筆担当)より:
いつもそうですが、「講釈師、見てきたような、嘘をつき」といいますが、私は調理することも立ち会うこともなく、単に日本語が書けないサルちゃん(家内)から聞き出したことを書いているだけです。
あまり料理をしない人間が、タイ料理という未知の領域のレシピを書いているわけで、家内から微妙なニュアンスが伝わっていないことなどもあると思います。少しでもおかしいなと思うことがあれば、コメントでどんどん質問してください。
以前に作ったパッポンカリーの写真をいくつか載せておきます。
パパのInstagram写真から。
【【今日の食卓】ガイ・パッポンカレー。パッポンカレーはカレー粉で炒めたカレーで、ガイは鶏肉のこと。久々というかガイは初めてかな?美味しかった。
【今日の食卓】パムットクン・パッポンカリー(イカとエビの炒めカレー)。昨日写真がぼけていたので。日本で知名度低いけど大好き。
【今日の食卓】 プー・パッポンカレー。カニとイカなどをカレー粉で炒めたカレー。アロイマーク(すごく美味)。西友で200円で買ったカニは、食べれるところを探すのに一苦労。^^; Poo Patpong Curry. Curry frued with crab and squid.
ナムプリック・パオ(チリ・イン・オイル)は、パッポンカリーの隠し味として必須です。
私はメープラノムというブランドを使っています。

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こういうカレー粉があれば、いろんな料理に利用できるでしょう。

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レトルトのパッポンカレーも日本で売られていますが、レトルトではどうしても卵のふわふわ感が出ないので、あまり美味しいと思うものは少ないです。

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【龍矢】【愛弥美】横浜中華街にて。In Yokohama China Town.
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